ようさんのブログ

なんでも。

トレランはそれほど過酷ではない

私の趣味はトレラン。かたくいうと、昔からある山岳レースですね。5年前くらいから始め、大会には毎年1、2回は出場しています。(少な!)

 

 

始めたきっかけは、NHKでやっていたトレランレースのドキュメンタリー。確か何日かに分けて数百キロもの距離を競うものだったと思います。当時、そんなレースの存在も知らなかった私は、世の中にこんな過酷なマラソンもあるのか!と画面に釘付けになり、足をつらせながら必死にゴールへと向かう選手たちに魅了されました。

 

 

私は体力的には、運動神経はなんでもスポーツはまんべんなくできるが、飛び出てすごい才能はありません。中学生のころは学校のマラソン大会で上位に食い込む程度のレベルで、高校からはだらだらと軟式野球をやって、大学では音楽をやって、マラソンのたぐいとは到底無縁の生活を送っていました。ただ、20代でなにもしなければ、きっとこのまま太って、だらしない人間になるだろう、ということを予見していたので、身体に無理の無い範囲で、ジムに行ったり、ランニングをしたり、体幹トレーニングをしたり、体型と体力はそこそこ維持してきました。おかげで、30手前となった今も、中学時代と変わらない見た目を保っています。(見た目は子ども、頭脳は大人)

 

 

 

もともと運動は嫌いではないので、とりあえずトレランの大会を早速ネットで探してみました。調べてみると、様々な距離の大会があり、体力に合わせて選べるようになっていて、最初は神奈川某所の20kmに出場することにしました。ロードでもマックス10キロしか走ったことないのに、です。

 

 

 

初めて出場した大会はというと、天気は大雨。開催も危ぶまれるかと思ったレースでしたが、安全上山に入らず、ロードだけ、ということになり、アスファルト20キロを延々と走っていくだけとなりました。ほんとただのマラソンになってしまったわけですが、それがそれが!坂だらけ(まるで箱根駅伝の坂)で十分にきつい思いをしたので、終わった後に、山が入れなくて良かったーと安堵したことを覚えています。と同時に自分の体力の無さに気がついたので、ある意味恵みの雨となった、最初のレースでした。

 

 

 

 

最初の大会の反省を生かし、数ヶ月後の大会では、まずは手始めに13kmのレースに出場することにしました。ロード率が少なくほとんどが山。当時は普通のマラソンシューズで出場するという、かなり山をなめたスタイルでした。結果、靴のソールが薄く、でこぼこがダイレクトに足にきて、後半の数キロで足がつってしまいました。最後の下りはとても情けない走りとなったのですが、なんとかゴールをできました。初めての山となったわけですが、ゴールして初めて、トレイルランの醍醐味が分かりました。普通のマラソンとは違う達成感。なんというか冒険から帰って来た感がすごくいい。もっと長いレースに挑戦をしたいと思うようになったのです。

 

 

 

以降、40キロのレースに参加すべく、トレーニングを積む事にしました。まずは、トレランの靴は買って、それを履いてランニングをしたり、トレイルランに使うような筋肉を鍛えていきました。(それほど過激にはやっていませんが)

 

 

 

で、1年後の大会。ウェアから何から以前にもまして万全にし、足にはがっちりテーピングで保護をして、レースに臨みました。結果としては、ペース配分を誤ってしまい、後半はばててしまったのですが、なんとか真ん中くらいの順位で完走することができました。この40キロを達成したことにより、何か自分でも小さな自信が芽生え、人生においても、プラスに捉えられるようなマインド変化がおきました。あれだけの苦難を乗り越えたという自信。身体的にも意外と全身を使うので、なまった身体にムチを入れる事ができます。それ以降、人生、体力のリセット、という意味で毎年同じ大会の40キロに出場しています。(大会が発足してからずっと)

 

 

 

トレイルランはやってない人に話すと、過酷だね、とか俺にはできない、とか言う人が結構いるけれど、出場してみると案外できてしまうものです。当然全部走ったら大変ですが、普通に歩くところは歩きます。自分のペースで、時には山々を眺めながら、虫に刺されながら、栄養補給しながら進んでいくレースです。(一部の速い選手を除いて)ある意味高速ハイキングといったところでしょうか。不整形な下りを全力で下っていく爽快感とゴールした後の達成感というのは出場してみないと分かりません。ちょっとでもトライしてみたいけど、足踏みしている人は思い切ってまずは数キロ程度のものに参加してみることをおすすめします。全部歩いたって構わないし、気軽な気持ちで参加をしてみましょう。(とはいえ、山が危険なのは当然なので、しっかりした装備で)